2011-02-21

2年ぶりのフィリピンへ

 明日22日から3月4日まで、フィリピンはルソン島へ。加わっているNGO「ストリートチルドレンを考える会」のスタディーツアーで、山奥にあるアバタン村での交流と、マニラでのストリートチルドレンたちに出会う旅である。参加者は7名。中でも高齢で病気の相川夫妻が、ぜひ無事に帰ってきてほしいものだ。
 私にとっては、前半のアバタン村がメイン。2000年当時には電気がまだなく、240万円集めて小型の水力発電装置を、地元の人々やNGOにも協力してもらって設置した。それ以来、何度も訪ねている山村である。成田からマニラまでは5時間ほどだが、そこからが遠い。ふもとの小さな町まで丸1日かかり、そこで1泊して市場で買出しをし、ジプニーで山道を2時間ほど登り、そこからは徒歩で村へと向かう。村では3日の滞在だが、帰りも同じ行程なのでそれは時間のかかる旅となる。
 今回も寝袋を持ち、風呂もない村での2泊の自炊生活である。日本では経験のできないことがいくつもできるので楽しみだが、いつもどんなに防御策をしても強力なダニに喰われることが唯一の悩み。
 まあ、どうにかなるだろう。
写真は、フィリピンとまったく関係のない上野は寛永寺のあるお堂。なかなか味のある雰囲気を醸していた。

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