2013-04-21

みらいに向かって、広がれ市民活動の輪

4月20日(土)に、さいたま市民文化センターにて、コープみらい埼玉県本部主催の市民活動助成金活動交流会があり足を運んだ。100名をこえる参加者に対して、以下の6団体からリレー発表があった。①ふじみ野市避難者活動及び交流会(ふじみ野市避難者支援活動実行委員会)、埼玉県内視覚しょうがい者の移動支援(NPOことばの道案内)、お母さん達の声を生かした遊び場づくり、(さいたま冒険遊び場・たねの会)、ネパールの教育現状を考える国際協力活動(NPOミランクラジャパン)、ひだまりの小さな書作展(障害者書道クラブ)、農地再生と有効活用(NPOここ街クラブ)。どれもが志を同じくする市民が協力し、試行錯誤しながらも楽しく活動している。盲人の歩行支援や障がい者の書道支援など、こんなにも弱者に寄り添った丁寧な取り組みがあるのかと感心し嬉しくなった。民意度の高い埼玉である。
 講評と「コープみらい」の地域社会づくりについての話があり、休憩をはさんで12の各テーブル別に交流会をしたので、全員が話をする機会があった。テーマは異なっても、若者への訴え方や地域への宣伝など、他の運動から学ぶことはいくつもあって熱心に交流していた。
 この3月に出版した『3・11 忘れない、伝える、続ける、つなげる』で取材させてもらった、「おあがんなんしょ」や「一歩会」や「にんじん」の元気な方たちも参加していたので、本のお礼を伝えた。「各団体を客観的に描いているので、励みになります」との声をもらい、とりあえずホッとしている。
複数の方から、この本はどこで購入できるのか聞かれた。日本生協連出版部なので、生協内部でしか流通してないと受け止めているようだが、一般書店やアマゾンでも入手可能なので、ぜひ1人でも多くの方に読んでほしい。
 ともあれ埼玉における市民力が、こうして生協も関わって楽しく拡がっていることはワクワクする。たくさんのドラマを、どこかで本にしたいものだが。

1 件のコメント:

  1. 紙の本だと品切れや絶版がすぐに発生。最近は近くに書店もない時代になりました。
    スマホなら多くの人が持つ時代にすでになりました。電子書籍はスマホがあれば簡単に購入し手軽によめます。
    紙の本を買うことは、特別のベストセラーと新刊以外はネットでしかできない時代になりつつありますね。

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