2014-11-16

ネパールの旅2

 旅の目的の2つ目は、他の里子たちに会うことであった。遠路チョーバス村を訪ねたが、これがまた大変な悪路で、カトマンズから2時間ほどは塗装した道であったが、それから川を渡り山道の2時間は凹凸の激しい山道で、ドライバーは上下に腰を飛ばすながら苦労していた。同時に悪路で窓を開けると土ぼこりが舞い込んできて、せっかくの森林浴を楽しむことができなかった。
 昼に村へ着き、簡単な昼食をとって学校へと入った。歓迎式では、いくつもの金色色のレイを掛けてくれ、子どもから大人まで喜んでいることが理解できた。電気も水道もない村で、助け合いながら質素に暮らしている。
 こうした貧しい村から脱出するためにも、勉強することは極めて重要である。1年間の文具を受け取る子どもたちの眼の輝きが素敵だった。額と頬に赤い印を付けてもらい、里子たちの幸福を祈っていた。

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