2016-03-07

シンポ「産業・なりわいづくりと農山村再生ー地方創生の課題ー」

 急に奥歯の1本が割れて、4分の1ほどが根本から取れてしまった。歯医者で治療してもらったが、むし歯でなく以前からヒビが入っており、それが何かの拍子でボキッと割れたとのこと。66歳ともなると思わぬ体の不具合が起こる。
 3月5日にJC総研によるシンポ「産業・なりわいづくりと農山村再生ー地方創生の課題ー」が明治大学であり参加した。その中で以下の3本の報告があり、興味をもって聞かせてもらった。
 ①高知県十和(とわ)おかみさん市の取り組み
 ②和歌山県「秋津野」未来への挑戦
 ③愛媛県JAおちいまばり「強い意思が地域を元気にする」
 おかみさん市の報告は、故郷の土佐弁でもあり懐かしく聞いた。四万十町十和地区の生産者が集まってできた、生産者の方々の株式会社で、野菜の直販やイベント販売を中心に、おもてなしのバイキングやツアーなどの企画、仕出し、加工品の開発販売、学校給食への食材提供、食育への
取り組み、ISO14001という安心安全野菜の取り組みなどと多彩である。
 これらを農家の女性たちだけで、株式会社を立ち上げて運営しているから凄い。報告してくれた社長の居長原信子さんと休憩時間に名刺交換させてもらい、「春野の出身です」と少し立ち話をさせてもらった。高知では、こだわりの強い男は「いごっそう」といい、女は「はちきん」と呼んでいる。元気なはちきんを見て、同じ土佐人として嬉しかった。
 「秋津野」や「JAおちいまばり」も、積極的な地域づくりに関わっていて報告も刺激的であった。それぞれ機会があれば訪ねてみたい。

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