2018-09-15

映画「Workers(ワーカーズ) 被災地に起つ」

 13日に映画「Workers(ワーカーズ) 被災地に起つ」を都内の試写会で観た。東日本大震災で大きな被災のあった宮城県登米町と岩手県大槌町などを中心にして、日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)が、地域復興のため新たな仕事おこしに取り組んでいる。
 ワーカーズコープでは、一人ひとりの願いと困ったことに対して、同じ志を持った者が協力して新たな仕事を立ち上げている。
 大槌の地域共生ホーム「ねまれや」では、地域の人たちのより所として定着しつつある。「人口は減っているが、困っている人は減っていない」と頑張る若い女性の所長さんは、目がキラキラしていた。
 登米市の地域福祉事業所「きねづかの里」では、高齢者デイサービスと障がい者福祉の「はっぴぃデイ」、障がい者の就労支援事業「心♡りっぷる」障がい児支援、放課後等デイサービス「ぽっかぽか」が地道に活動している。
 それぞれの取り組みもさることながら、登場人物の顔が輝いていた。
 ワーカーズコープの幹部の知人がいたので、映画の後で少し立ち話をした。「福島の被災地がなかったので残念だね」と私が言ううと、浜通りでの取り組みはないとのことであった。
 ところで私の住む取手市で、ワーカーズコープの準備会ができているとのこと。4番目の孫が発達障がいであり、その子の将来のためにも新しい働く場をぜひ創りたいと考えているので、この準備会の動きを詳しく知りたくて連絡先を教えてもらった。時間や費用はかかるだろうが、動ける間に何かしたいものだ。

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