2011-03-01

フィリピンの旅3

25日(金)
 10時にバナウエを改造ジープのジプニーで出発し、一路山道を登ってアバタン村へと向かう。一部は舗装されているが、大半は土の凸凹道だし、さらには土砂崩れがいたるところで発生していた。乾季だというのに雨がふるためである。スリランカも同じで、どうも地球規模で気候がおかしくなっているようで心配だ。
 約2時半で目的のアバタン村のアムロ集落着。昼飯の持参したサンドイッチを食べ、グループはそこから一気に山道を下って目的の村へ。私は相川さん夫妻と案内のマーチンやセサーやエドワードを伴ってもう少し先までジプニーで行き、なだらかな道を下る。それでも相川さんの奥さんは2度転び、ひじに擦り傷を受けた。
 アバタン村の中心のバンガワン集落では、カルロス村長の家に今回も3名で泊めさせてもらう。食事の後で村長と英語で意見交換。2003年から日本政府とフィピン政府の支援による大掛かりな開発プロジェクトが進行していることを始めて知った。
 持参したブランディ3本が、次々にやってくる村人で2時間程度でなくなり、さらに飲もうとするので止めて2階へあげた。明日の分がなくなってしまう。それにしても36度もあるブランディを、村の男性はグイと一気に飲むのには恐れ入る。ここでは正月でも飲むことのできない高級酒だから、同じのん兵衛として気持ちはわからないでもないが。
 何匹もの蛍が木のまわりで飛び交い、しばし見とれてしまった。
食事は、今回すべてマーチンがってくれた。ライスにインスタントラーメン、インゲンのような豆のボイルなどであった。

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