2011-03-19

東日本大地震4

 早いもので地震が発生してから8日も過ぎた。まだ復興どころか福島原発事故は、さらに拡大しそうで不安がつのる。
 ところで住んでいる取手市に、新たに120名の避難者を受け入れることになったと今朝の新聞に書いてあった。福祉施設で過ごすことになるようだ。
 昨日、高知の弟から土佐文旦や作っているキューリが大量に届いた。2日前の高校の体育館では、まるで野菜類がなかった。そこで今朝、キューリや他の野菜をたくさん入れたポテトサラダをボール一杯作り、またキューリ8本は塩もみしてビニール袋に入れ、ビンで叩いて漬物にした。それらと文旦とオレンジを買い物用のビニール袋に入れて

リュックに詰め、昼前に体育館を訪ねた。
 今回は、体育館の入り口に市の職員が立っていて、持参した物を全て点検している。何と食べ物類は、全て加熱したものでなければダメとのこと。したがってポテサラはいいが、漬物と果物は受け取れないという。そんなバカな話はないので、上司に問い合わせをしろいうと、困った顔をして携帯電話をしていた。その結果、漬物はいいとなったが、やはり果物はダメとのこと。それでは「ミカンをボイルしてくれば良いのか」と怒鳴りたかったが、時間の無駄と感じて若い職員の前を離れた。指示されたことしかしないマミュアル人間が、ここまで拡がっている。まったく情けない話である。
 顔見知りの避難した女性に事情を話し、体育館の外に出てもらい、「高知から届いた文旦なので、よろしければ子どもたちと一緒に食べてもらえませんか」と伝えた。「ありがとうございます」とのことで、2人の女性に全部を渡した。寒い体育館なので、風邪などの予防になるビタミンの補給に、少しは役立ったことだろう。

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