2011-09-25

被災地に育て仙台白菜

 津波で被害を受けた田畑は、塩害で作物が育たない。そこで土を入れ替えて、かつ塩分に強い仙台白菜を育てて商品化するプロジェクトが「みやぎ生協」で始まった。名付けて仙台白菜プロジェクト。訪ねた生産地は、宮城県石巻市矢元のある農家。水田と畑の全てで作物を作ることができなくなり、ご主人は市内のガレキの撤去作業でバイトをしている。それでもどうにか農作業をしたいと、この仙台白菜に挑戦した。仙台白菜は、戦前まではよく作っていたようだが、その後は商品化されていない。今回はそうした伝統野菜をJAと生協で復活させ、さらには仙台のある高校の調理科が協力して、漬物でなくケーキなどの新しい商品にチャレンジするというから楽しみである。
 順調にいけば11月中旬には収穫することができるそうで、ぜひうまくいって欲しい。

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