2013-03-13

新刊『3・11 忘れない、伝える、続ける、つなげる』の出版

 ほぼ1年の取材を終え、『3・11 忘れない、伝える、続ける、つなげるー協同の力で避難者の支援を』(日本生協連出版部 定価1400円)を出させてもらうことができた。震災復興支援の本では、2012年3月の宮城県をテーマにした『悲しみを乗りこえて共に歩もうー協同の力で宮城の復興をー』(合同出版 定価1400円)、2012年10月の岩手を舞台とした『被災地につなげる笑顔ー協同の力で岩手の復興をー』(日本生協連出版部 定価1400円)に続く3冊目となった。  さいたまコープを中心とし、唯一残っている加須市の旧騎西高校の避難所における炊き出しなど、被災地でなくても全国にいる避難者を地元で支えている取り組みを紹介させてもらった。各地でコミュニティーが崩壊している今日、避難者を含めて新しいコミュニティーを創ることは全国的な課題でもあり、その1つのヒントにつながれば幸いである。  本の表紙には、双葉町婦人部による相馬流山踊りを使わせてもらった。伝統文化を守りつつ、埼玉の皆さんへ感謝の気持ちを込めて踊っている。1日も早く全ての被災者が安心して暮らすことのできるようになってほしいものだ。

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