2013-03-20

おおさかパルコープ・よどがわ生協・ならコープのバスボランティア参加者交流会

 3月17日の1時から4時まで、大阪で交流会が開催となり参加した。参加者のテーブルを囲むように、会場の左右には被災地で提供したタコ焼き・お好み焼き・うどん・そば・お汁粉などの屋台が並び、参加した生協職員が手際よく調理をしていた。岩手の漁師さんから借りた10枚近い大漁旗が、会場の前後に飾ってあり、被災地とつながった集いである雰囲気をよく出していた。舞台の大きなスクリーンには、被災地の岩手県陸前高田市の風景や、ボランティアで訪ねたときの様子などが映し出されていた。それにしても中学生やら80歳までの幅広い人たちが、関西から岩手まで片道14時間もかけてこれまでに700人以上が参加しているから驚く。そしてこれまでと同じペースで、3生協は2013年度もボランティアバスでの支援を継続する予定なので頼もしい。昨年の10月に出版させてもらった『被災地にとながる笑顔ー協同の力で岩手の復興をー』(日本生協連出版部)で、取材し書かせてもらった遠野まごころネットの齋藤さんも報告に来ていたので、取材のお礼を伝え、その後の動きなども含めて聞かせてもらった。被災地への関心が3年目となって急激に低下し、かつ資金の援助も大幅に少なくなっているので、まごころネットも方針を大幅に変更するそうだ。被災者自らが助け合って自立しつつある地域も一部にはあり、希望の火となっている。また現地を訪ねたい。

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