2013-03-09

原発シンポIn福島1

 3月8、9日と日本科学者会議が主催する表記のシンポが福島県の飯坂温泉であり、線量計を持って参加した。8日の午後は記念講演と3つの分科会があり、多面的な議論があって勉強になった。記念講演は「福島第二原発差し止め訴訟の経験と教訓をどう現代に活かすか」のテーマで安田純治弁護士が話し、分科会は第二「原発災害と地域産業」に参加し、①「原子力災害に伴う『風評』被害対策と検査体制の体系化」(福島大 小山良太)と「中小企業の被害状況と復興に向けた課題」(福島大 初澤敏生)の有意義な報告があり参考になった。まだわからないことがいくつもあり試行錯誤の状態だが、被災者に寄り添ってできることを模索しているそれぞれの姿が印象的であった。なお参加者は北海道から沖縄まで約120名も手弁当で集まり、夜の懇親を含めてお互いの考えや取り組みを交流して楽しい場であった。

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