2013-06-04

脱原発の大行動に参加

 6月2日(日)の11時に、久しぶりの明治公園へと足を運んだ。「原発ゼロをめざす中央集会」が午後1時からあり、全国から関連する団体がテントによるブースを出しており、そこでまず話を聴いたり資料をもらった。「地球の子ども新聞」では、関東以外の全国でも放射能汚染が広がっているカラーの地図を発行していた。「さよなら原発いばらきネットワーク」では、東海第2原発の危険性を、分かりやすい図にして展示してあり参考になった。
 以前の天気予報では曇りもしくは雨とのことだったが、晴天となった会場には次々に人が集まり、集会の開始の頃にはほぼ公園は満杯になっていた。
 福島の被災地からの訴えに続き、京都・長崎・愛媛・新潟・島根・埼玉などにおいて、脱原発に向けて運動を展開している諸団体からの元気な報告があった。大人はもちろんだし、学生などの若者の発言もあり、各地で創意工夫した運動の進んでいる様子がよくわかり頼もしかった。
 会場には色とりどりの旗や幟が見える。各地の土建や新婦人などと一緒に、いくつもの医療生協や同労組の幟もあって嬉しかった。
 なおこの日は、芝公園において「6.2つながろうフクシマ!さよなら原発集会」が同じ時間で開催され、明治公園の集会には代表の1人が連帯の挨拶に来ていた。それは結構なことだが、なぜ同じ主旨であれば同じ会場でしないのかと、いつものことながら残念な話である。
 2時過ぎに集会を終えて、参加した1万8000名は3方向に向けてデモ行進し、最後の人が公園を出たのは3時半頃であった。
 4時から国会の周辺では国会大包囲の行動が、上記の2つの集会の主催団体と、首都圏反原発連合の呼びかけで行われて、そちらにも合流した。こちらは狭い歩道などに8万5000人も集まり、駅からすでに人があふれる大混雑であった。音楽や踊りなどのパフォーマンスもあり、これまでにない熱気に包まれていた。少しでも政治に反映させてほしいものだが。
 すっかり汗をかきつつ歩きまわり、夜の冷えたビールが五臓六腑に心地良く染み渡った。

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