2013-06-25

福島の子ども保養プロジェクトinぼなり

 6月22日、23日と福島県猪苗代湖近くの中ノ沢温泉にある「リゾート・インぼなり」において、福島県生協連が主催する子ども保養プロジェクトがあり参加した。いつもは福島市や郡山市などからの親子40名が参加してのんびりと遊ぶ企画だが、今回は遠くは大阪いずみ市民生協から22名のボランティアがやってきて、タコ焼きの実演と作ったタコ焼きを一緒に食べ、母親にはオイルマッサージでリラックスしてもらい、子どもと父親には元気に外遊びを楽しんでもらった。
 タコ焼きの具には、タコはもちろんだが、それ以外にもチーズや竹輪やウインナーなどを大阪からのバスで運び、好みに応じていくつもの組み合わせができるようになっていた。親だけでなく子どもたちも興味深々で、たとえ形が丸くならなくても歓声をあげて挑戦し、作ったタコ焼きを美味しく食べていた。
 外遊びでは、これも大阪から持ってきてくれたシャボン玉、いくつものボール、手作りの紙トンボや飛行器などで子どもたちは元気に駆け回っていた。
 夕食の場では、ビンゴゲームで大阪の土産を全員がもらって和やかになり、細長い風船を使うアートバルーンなどもあって子どもたちは大喜びであった。
 23日は9時にホテルを出発し、猪苗代湖の遊覧船で40分ほど観光し、その後で磐梯高原にある南ケ丘牧場に行って、乗馬やヤギへの餌やりなどを楽しんだ。梅雨の時期で天候を心配していたが、両日とも天候に恵まれて企画は無事に終わった。
 外遊びがまだ福島では制限されている子どもたちが多く、ここでは心配せずに走り回り、もちろんおもちゃの取り合いで泣いてしまう子どももいたが、楽しく遊んでいる姿が印象的だった。またストレスの溜まっている親にすれば、外遊びだけでなく温泉やオイルマッサージなどもあってリフレッシュできたことで、また参加したいと話している親が何人もいた。参加した子どもの絵には、タコ焼きの様子や、親子4人が裸で風呂に入り「おんせんきもちいです」と書いたものもあった。ぜひ次の本にもつなげたい。

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