2014-07-13

宮城県における食の復興本を出版

 この7月4日に、「宮城♡食の復興ーつくる 食べる ずっとつながるー」(生活文化社 定価1500円+税)を出版させてもらった。私の震災本としては5冊目である。なお4冊までは下記である。
 ①「悲しみを乗りこえて共に歩もうー協同の力で宮城の復興をー」(合同出版 2012年3月)
 ②「被災地につなげる笑顔―協同の力で岩手の復興をー」
                   (日本生協連出版部 2012年10月)
 ③「3・11忘れない、伝える、続ける、つなげるー協同の力で避難者
           の支援をー」 (日本生協連出版部 2013年3月)
 ④「福島の子ども保養―協同の力で被災した親子に笑顔をー」
                          (合同出版 2014年3月)
 震災直後から宮城県では「食のみやぎ復興ネットワーク」を設立し、みやぎ生協を中心にして235団体もが現在協力して、震災から食の復興をめざしていくつものプロジェクトを立ち上げて貴重な成果もあげている。その取り組みを現地で1年間取材し、この本に書かせてもらった。
 白菜プロジェクトでは、大正時代から品種改良をコツコツと進めている地元の採種場もあれば、菜種プロジェクトでは、ミツバチを使った蜜採りがあり、あまり知られていないミツバチと人間の共生でも多くを教えてもらった。
 この本は、「被災地宮城において、生協・農協・漁協はじめ食品の製造業や流通ベンダーなどが、多数のネットワークをつくり食の復興をすすめています。食と農を守る協同の輪を地域でさらに拡げるためにも、この本をぜひお読みください」との推薦文を、全中、全農、日本生協連の3会長からいただくことができ、本の帯に掲載させてもらった。
 日本の食を地域において協同で守るためにも、ぜひ多くの方に読んでもらいたい。
 


 

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