2015-01-15

ネパール・スタディツアーの報告会

1月14日6時半から渋谷のコーププラザにおいて、昨年11月に実施したネパーツ・スタディツアーの報告会をもち、里親を中心に約25名が参加してくれた。
 ネパールの女性協同組合でもらった帽子をかぶった私は、開会の挨拶・乾杯と、ツアーの概要や里子であるサンギッタちゃんの実家を訪ねた様子を話した。竹で骨組みを作り、屋根にはビニールシートをかけた小屋が里子の住まいであり、報告する後ろに映像が流れ、破れた屋根などが映し出されていたので、参加者は驚いて見ていた。
 ツアーに参加した他の人からは、子どもたちや村の様子などを、何枚もプロジェクターで写しだし、現地の様子をよく伝えてくれたり、女性協同組合や人身売買から少女を守るNPOなどの報告もあった。さらにはネパールでのジャイカの仕事を終えて帰国した元日本生協連職員の関谷さんからは、ネパールの協同組合について報告してもらった。また無事に卒業した里子を支援してきた人には、HEENEPからの感謝状が届き手渡した。
 水道や電気もなく、今の日本では考えられないほど貧しいネパールで暮らす子どもたちは、日本から年1万1000円の支援で安心して勉強をすることができ、貧困から抜け出す希望となっている。そうした話を強調して伝え、参加者から後半で感想を聞いたところ、新たに4人が里親になりたいと意思表示があり、さっそく現地のNPOであるHEENEPから届いた新しい里子リストより選んでくれた。
 働いている現役の里親が少ないなど、運営上に改善課題はあるが、食べて飲んでマジックシューもあり、何より新しい里親が増え楽しく有意義な報告会となった。ぜひこれからも素敵な仲間とネパールの貧しい子ども支援を
継続させたい。

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