2015-03-09

愛とヒューマンのコンサート

3月7日に埼玉県坂戸市で「つながって生きてこな!愛とヒューマンのコンサート」があり、取材と裏方のボランティアを兼ねて朝から出かけた。
 10時に会場の坂戸コミュニティセンターロビーに約25名が集合し、打ち合わせの後で準備にかかる。ロビーの窓ガラスにこれまでの被災地支援での写真や、当日のポスターなども貼った。
 来客の始まった12時半頃からは、ロビーでCDや本の販売担当をさせてもらった。2時の開演では、460席が満杯になり、最初から熱気が漂っていた。プログラムは、八木倫明さんのケーナと藤枝貴子さんのアルパを中心に、星の涙(ここだけヴァイオリンが入る)、埴生の宿、コーヒールンバ、コンドルは飛んでいくと、テンポの速い曲が流れ、会場は一気に盛り上がった。
 次は、日フィルで活躍しているヴァイオリンの松本克巳さんの登場である。モーツアルトのアイネクライネから入り、オウム事件で家族と一緒に犠牲となった坂本弁護士が大好きだった「タイスの瞑想曲」などを奏でてくれた。
 休憩の後はクミコさんが登場し、ともだち、愛の讃歌、100万本のバラと続き、最後は八木さんおケーナも加わり、広い河の岸辺で最高潮に達した。
 4時半におわり、隣の建物でお茶パーティーがあり、50人ほどの参加者にクミコさんも少し同席して交流してくれた。3前の「悲しみを乗り越えて共に歩もう」の出版に際しては、石巻でクミコさんに会って取材させてもらっていたのでそのときのお礼を私は伝えた。
 1時間ほどのお茶会の後は、坂戸駅前の集会場に場所を移して30人ほどがアルコールを飲みつつ楽しく交流した。主催者の今野夫妻、ヴァイオリンの松本さん、それに福島の仮設住宅から4名も参加し、多彩な人たちと楽しく有意な交流をさせてもらった。
 今執筆中の福島における5医療生協の本は、3月中に原稿の目途をつけ、次は1年ほど取材して音楽による復興支援を描きたい。写真はお茶パーティーの場面で、向かって左から今野さん、八木さん、クミコさん。

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