2016-04-10

2016年4月「愛とヒューマンのコンサート」

 4月6,7日にかけ、春「愛とヒューマンのコンサート」ー60分の歌の玉手箱ーとして、宮城県名取市の2か所と、福島県の飯舘村出身者のいる2つの仮設住宅で開催し、声楽家の大前恵子さんとギターの三上芳樹さんが、「春が来た」や「春の小川」や「みかんの花の咲く丘」などの素敵な音楽を届けた。
 福島駅で今野さんの車に乗せてもらった私は、それぞれの会場で短時間であったが、本「愛とヒューマンのコンサート」の紹介をさせてもらった。
 音楽には、今日のような生の音楽とCDのような再生音楽があり、耳に感じるのはどちらも同じ20Hz(ヘルツ)から20kHzです。しかし、生の音楽ではそれ以上の高音と以下の低音の音波が出て、それらが大人であれば37兆個もの細胞に伝わり、細胞内で共振作用をおこして活性化させます。
 また脳には、会話や書くことをつかさどる左脳と、感性や直観などにつながる右脳がありますが、現代人は文字や数字を追いかけ、左脳が発達している割には右脳の働きが不充分です。そこで音楽を聴くことによって右脳を活発化させ、脳のレベルでバランスをとって元気になることができます。
 さらにはミニコンサートでプロの音楽を聴くだけでなく、今度は最高の楽器である身体を持っている参加者の一人ひとりが、地域や家庭に戻り、たとえば子どもや孫に歌ってあげることでも、充分に相手を明るく元気付けることができます。「愛とヒューマンのコンサート」は、これで終わりでなく、そうした家庭での拡がりにもぜひつなげてください、と触れさせてもらった。

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