2017-06-07

パワーシフトのすすめ

 6月3日に埼玉で、地球規模での環境問題に取り組む国際環境NGO であるFoE Japanが主催し、シンポジウム「電力自由化から1年~動き出す地域・市民・ビジネス」があり参加した。電力小売全面自由化から1年たつが、自然エネルギーの供給をめざす電力会社への切り替えはまだこれからで、持続可能なエネルギー社会に向け、電力(パワー)のあり方を変えていくパワーシフト・キャンペーンを進めている。太陽・風力・水力・地熱・バイオマスなどの再生可能な自然エネルギーは、化石燃料や原子力などに依存するエネルギーと異なり環境への負荷が大きく低減する。
このため電力自由化やエネルギーをめぐる最新情報を共有し、パワーシフトに取り組む以下の3団体からの報告を受けた。
    自由の森学園:学園の理念に沿って再生可能エネルギーを重視する電力会社を選択
    こだいらソーラー:出資型の市民共同発電所、東京で第一号
    ラッシュジャパン:倫理観をビジネスの原動力に
なおFoE Japan は、世界74ヵ国に200万人のサポーターを有するFriends of the Earth International のメンバー団体として、日本で1980年から活動をしている。
我が国の債務残高はGDP比で2016年になんと232%にもなり、経済危機が心配なイタリアやギリシャよりもはるかに高い。国策で進めた原発で世界史上最大の事故が発生したのに、政府の誰も原因究明や責任をとらずに再稼働や輸出を推進している。こうした中では協同組合の互助の精神で、自分たちにできることはたちで実践していくしかない。すでに全国では9の地域生協が電力事業をスタートさせ、他にも検討している生協がいくつもある。


私は、我が家と子どもの家を含め3カ所にソーラをすでに設置している。加入している生協が電力事業を開始すれば、すぐに切り替えたい。

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