2017-08-20

「平和の集いin取手」で伊東達也さんに再会

 8月20日の10時から取手市内において「平和の集いin取手」があり、いわき市から伊東達也さんが来るとのことで自転車を走らせた。脱原発の運動では全国的に知られた伊東さんは、私が復興支援本の6冊目で2015年に、「協同の力でいのち輝けー医療生協◎復興支援@地域まるごと健康づくりー」を合同出版から出させてもらったとき、取材で何回かお世話になった。浜通り医療生協の当時は理事長で、生協祭りのとき汗をかきながら後片付けをもされていた。
 「福島原発事故から6年4カ月・現状と課題ー日本史上最大、最悪の放射能公害に苦しむ福島から」とのテーマで、1時間の話は迫力があった。 
 40年もの間、ずっと原発の危険性を訴えチェルノブイリにも3回訪ねたが、実際に福島第一原発の事故にあい、被害の深刻さにはじめて気づいた。それほど原発は危険な存在であり、茨城県民は東海第二原発に注意する必要がある。
 政府は避難者の数を5万人と最近報じているが、これは避難者の定義をかってに狭くし、カウントされていない避難指示区域外からの避難者や自殺・関連死などを含めると9万から10万人近い。
 他にも甲状腺がんや持ち込まれた分団と対立の問題と課題など、第一線にいる伊東さんでしか話せないことを熱く語ってくれた。
 会場では1杯100円のスイトンもあり、昼食でいただいた後、伊東さんと少し意見交換をさせてもらった。原発問題の深さを再認識することができた。
 下は熱弁をふるう伊東さん。

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