2018-05-25

年1回の同窓会に参加

 5月20日の日曜日の午後は、東大の五月祭りが本郷キャンパスであり、恒例の東大生協の同窓会があって、昨年と同じく庭からいくつか花を切って持参し各テーブルに飾った。定刻の少し早く出かけ、久しぶりの校内を散策した。以前のように古本を販売したりするテントは皆無で、フランクフルトなどの販売もあれば、安田講堂近くの広場では原宿あたりと見間違えるようなビートのきいた音楽で若者が踊り歌っていた。
 講堂前の地下にある懐かしい中央食堂へ入ると、この春に全面改装し雰囲気が一変していた。私が25歳の常務のとき新設した食堂で、いろいろな想い出があった。もう約40年もたつので新しくするのはいいが、当時300万円もの寄付金を集めて設置した巨大な壁画を、何と生協が廃棄してしまったのには唖然。使いやすいシャープペンが欲しいと第二購買部に行くと、東大の名称の入った文具や菓子などがずらりと並び、どこかの土産屋のようで驚いた。
 1時から第二食堂での同窓会には、各地から約50人が集まって互いの元気な顔を見せ合った。会員は200人近くいるが、参加者はだんだん減少している。定年してすぐの人がなぜか入会しないし、高齢者は毎年のように数名亡くなるか足腰が悪くなるので、参加者が減るのもやむを得ない。85歳になるKさんは、少し前かがみで歩いているし、80歳になった晴さんは車椅子で奥さんの介助で来ていた。
 1年ぶりの懐かしい顔にあれこれと話がはずみ、ビールやお酒もグイグイ進んだ。途中で参加者の近況報告の時間があり、私は昨年11月に開催させてもらった大阪いずみ生協事件シンポの概要と、その報告書が完成したので紹介し、300円で4冊販売できた。
 後半はカラオケタイムで、「四季の歌」や「若者たち」などを一緒に大声で歌った。また来年も元気で参加し、楽しく懇親したいものだ。そのためにも事故にあわず健康管理もしなければ。
 3時半頃に集合写真を撮って解散した。
 徒歩で上野駅に向かう途中で、不忍池の横にある石に腰を掛けほろ酔い気分でスケッチを1枚描いた。

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