2018-07-09

今どきの学生は

 7月7日の昼から大学生協のOB・OGで構成する「友の会」総会が都内であり参加した。1年ぶりの懐かしい顔は、白髪が増えたり痩せたりして誰もが齢を感じさせた。もっとも私もその一人であるのだが。
 会では大学生協連の昨年秋に実施した第53回学生実態調査の概要報告があって、興味深く聞いた。
 第一に学生の経済状況である。1カ月の自宅生の生活費は6万2590円で、前年比1900円増となり、その半分はバイト代で補っている。下宿生では月12万750円必要で、仕送りと奨学金で足りずに、ここでもバイトのウエイトが大きい。「授業が選択でバイトは必修」の状態が残念ながら続いているようだ。
 第二に就職である。4年生の内定は高くなっていていいのだが、職場に求める条件では、金銭的保障の第一に続き、有給休暇、残業がない、勤務時間、勤務地などが続き、安定志向がそれなりに強い。
 第三に日常生活である。学生だから読書は当然だと思うのだが、1日の読書時間0が53%もいて、5年間で19ポイントも増えているから驚く。読書に比べて多いのは、スマホの177分である。ゲームなど内容も気になるが、それ以上に私が心配するのは電磁波の脳への悪影響である。
 ところで別のある調査で読書時間は、小中では横ばいだが、高校から減少傾向にあるとのこと。もっと本を読んでほしいが、書き手の方にも問題があるのだろうか。
 13時から懇親会となり、ビールで乾杯して30人ほどの参加者と楽しく懇親した。

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