2018-08-01

台風を追いかけて孫たちと帰省

 29日の昼前に羽田から高知行きの飛行機に、娘や孫たち8人で乗った。直前の案内では台風12号が広島付近にあり、着陸できないときは大阪の伊丹かもしくは羽田に引き返すこともあるので、それを了承したうえで搭乗するようとのこと。1人だけならどうにかなるが、障がいをもった幼子も含め8人もいる。どうするかかなり迷った。高知の弟に電話して聞くと、雨も風もないとのことで搭乗を決め検査場を急いだ。
 高知の空港へ無事に着陸したときは、本当にホッとした。弟と妹の車に分乗し、まずは96歳の母がいる施設へ。大きくなった孫たちに会って喜んだ母は、「南国土佐を後にして」を歌いながら踊ってくれた。
 「100歳のときにまた皆で集まってお祝いをするから」
 そう約束して別れた。ぜひ実現させたいものだ。
 スーパーで買い物をしていると、空が晴れてきたので実家近くの海に行き、娘や孫たちと泳いだ。特に発達障害のある4歳の孫は大喜びしたが、20分ほどでドシャブリの雨になりやむなく中断。
 2日目の朝も残念ながら大雨で、鍾乳洞の龍河洞へ全員で出かけ、石灰の長い洞窟を40分近く見学した。4歳の孫は少し歩いたが、すぐに怖がってしがみついてきた。やむなく私と娘が交替で抱っこやおんぶで進んだ。狭い場所もいくつかあり、孫の頭などに注意しながらゆっくりと歩いた。私が幼少のとき、リューマチのような病気で歩行ができなかった。村の旅行でこの龍河洞に来たとき、今は亡き父が私を背負ってくれてずっと廻ってくれた。滑る足場や階段でさぞかし大変だっただろうと、今さらながら父のありがたさを感じた。
 それにしても今回の台風12号は異常である。普通は西から東へ向かうが、今回は逆に関東から関西や九州へと進み、種子島では一回転した。また台風が過ぎた後は快晴に普通はなるが、2日間も雨交じりであった。これも地球温暖化の影響だろうか。各地の大雨による被害や、猛暑による熱中症の死亡者など、原因はよく分からないが自然界の変化が進みつつあることは事実のようだ。

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